「アボカド」と言えばキレイに二等分して切ることが多い。しかも切るときには真ん中の種に出会う。これから時間をかけて再び大きな「アボカド」へと成長していく種だ。成長していく子どもから大人が「習う」ことも少なくないことを思い出す。「習」と「美しい」からは習字も連想できる。この句はネット上で公開されたものだが選句用紙に書かれたときは一際「美し」く書かれるのかもしれない。「約分」の「約」の字の勺の部分は「アボカド」の形も連想させる
全文を読む本来の顔立ちを美しく整えるメイクとは異なり、まったく別の姿へと変貌させるのが「特殊メイク」だと思います。 そして、何かを習い始めたばかりの、まだ未熟なときの純粋な気持ちをあらわす「初心」。 特殊メイクを施されると、初心はどう変わるのでしょうか。 メイクが素顔をより魅力的に見せるものだとすれば、特殊メイクはその素顔自体を変えるものです。 特殊メイクを施された初心とは、見た目だけの「変貌」ではなく、内面のあり方自体が「変容」した初心と考えら…
全文を読む評:今田健太郎
浪越靖政「川柳スパイラル」第24号同人作品欄
現代川柳はいわば4コママンガの4コマ目である。笑えるオチという意味ではなく、どこかに1~3コマ目が存在するという意味である。が、それらがどこにあるのかはわからない。歴史の中なのか、作者の脳の中なのか、あるいは読む側の想像の中なのか。しかしぜったいにありはする。だから血まなこで探そう。いったん夏のあいだは危険だからやめよう。涼もう。昼寝をしよう。風鈴を吊るそう。
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